会社の数字を読むポイントとは
会社の数字を読む方法はたくさんあります。
・現金や売上といった勘定科目ごとの増減を追う方法
・「売上高営業利益率」「流動比率」などの財務分析をする方法
など、時間をかけたらきりがないです。 でも、忙しい社長は、3つのポイントをおさえて会社の数字を読むことが大切です。
儲かっているか・お金は足りているか・異常値はないか
1つ目「儲かっているか?」
弊所の月次レポートでは、「3つ」の視点から見ますが、ここでは一番重要な、「粗利益・固定費の年計グラフ」を見ます。
会社の数字で一番大切なのは「粗利益」です。「粗利益」とは、「売上」から「原価」を引いたものです。「粗利益」は「売上」よりも大切です。毎月の粗利益で人件費や家賃などの固定費をまかなえているか。この粗利益と固定費の2つを移動年計グラフで確認します。…